ナフコnews|第2Q 売上高1152億円1.8%減の減収減益/豪雨・水害で苦戦

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が2019年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高は前年同期比1.8%減の1152億6800万円。売上総利益は371億8400万円(3.9%減)となり、販売費および一般管理費は323億2400万円(2.2%減)で、売上総利益率は32.3%だ。その結果、営業利益48億6000万円(14.2%減)、経常利益51億0400万円(13.4%減)の減益で、純利益25億5400万円(18.8%減)の減収減益で上半期は終わった。

営業利益率3.7%、経常利益率4.4%。

4月~9月の既存店売上高は98.7%。客単価は101.6%だったが、客数は97.1%にとどまった。業績低迷の要因は、7月の西日本を中心にした豪雨・水害だ。西日本を中心に店舗展開をするナフコにとってはその影響は大きかった。

商品別の動向を見ると、ナフコにおいて最も売上構成比が高い主力商品「資材・DIY・園芸用品」は、天候の影響を受け、売上高500億6400万円(0.1%減)、売上総利益172億6700万円。売上総利益率は34.5%だ。

「生活用品」も、天候不順や競合他社との価格競争で、売上高は328億6600万円(2.6%減)、売上総利益84億2300万円(5.2%減)。売上総利益率は34.5%だ。

ナフコの強みの「家具・ホームファッション用品」は、売上高223億7600万円と5.5%減だ。売上総利益86億8300万円(5.2%減)、売上総利益率38.8%。

カー用品、乗り物、ペット用品、灯油等の「その他」商品は、売上高99億6100万円(1.6%増)、売上総利益28億0900万円(3.6%減)。売上総利益率は28.2%だった。

上半期は1店舗を出店、1店舗を増床し、改装は2店舗だ。閉鎖が5店舗で、9月末の店舗数は365店舗。

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