天満屋ストアnews|第3Q営業収益554億円1.5%減/営業利益1割減と振るわず

(株)天満屋ストア(岡山県岡山市、野口重明社長)の2019年2月期の第3四半期決算が発表された。営業収益(売上高及び営業収入)は553億7000万円(前年同期比1.5%減)、営業利益16億4800万円(10.2%減)、経常利益17億6000万円(6.8%減)、四半期純利益10億6300万円(7.7%減)だ。

営業収益対比営業利益率は3.0%、同経常利益率は3.2%。

小売事業は営業収益500億5600万円(1.3%減)、営業利益13億7600万円(7.3%減)だった。

生鮮食品を中心に産直商品の充実や発注精度・加工技術の向上に努め、商品の鮮度アップを図った。また、主力となる名物商品の開発やEDLP(低価格戦略)を徹底した。6月からは(株)セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」を全店に導入している。

さらに、時間帯に応じた品揃え強化と陳列・販売技術の改善に努め、曜日別販促を見直した。自社カードを利用した新たな販売促進やフレンドリーな接客サービスなどにも取り組んだ。

3月に児島店(岡山県倉敷市)および岡北店(岡山市北区)を全館改装オープン、4月にアリオ倉敷店に「天満屋ふるさと館」を開設、6月にアルネ津山店(岡山県津山市)を、10月に高野店(同)を改装オープンするなど、既存店舗の活性化にも注力した。

しかし減収減益の第3四半期決算と、結果は厳しかった。7月の台風の後遺症もあったし、その後も台風来週で、消費が減退したことがこの減収減益の理由だろう。

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