薬王堂news|第3Q 売上高690億円11%増/フードは14%増

東北地方を拠点にするドラッグストアの(株)薬王堂(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の2019年2月期の第3四半期決算。

売上高は690億3000万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は29億9300万円(11.7%増)、経常利益は32億7200万円(3.8%増)、四半期純利益は22億9900万円(7.0%増)の大幅増収増益だ。

営業利益率4.3%、経常利益率4.7%。

同社は客数と買上げ点数の増加に取り組み、小商圏ドミナント出店を進める。今期は、岩手県6店、青森県6店、秋田県4店、宮城県5店、山形県4店、福島県2店と計27店を新規出店した。11月末の店舗数は265店(うち調剤併設型3店、調剤専門薬局1店)。

部門別では、ヘルス部門の売上高が前年比6.3%増の147億5000万円。ビューティ部門は8.8%増の115億1500万円。ホーム部門は11.6%増加して137億1700万円、そしてフード部門は13.7%増の289億9700万円だ。

売上高に占めるヘルス&ビューティ部門の割合が38%であるのに対して、フード部門は42%。地方におけるスーパーマーケットとドラッグストアのフードの争奪戦が激しくなっていることがこの数値からもわかる。

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