マックスバリュnews|5社第3Q/九州は増収増益/北海道・西日本は減収減益

イオングループのマックスバリュ5社が2019年2月期の第3四半期連結業績を発表した。

⑴マックスバリュ北海道(株)(札幌市中央区、出戸信成社長)
⑵マックスバリュ東北(株)(秋田県秋田市、佐々木智佳子社長)
⑶マックスバリュ東海(株)(静岡県駿東郡、神尾啓治社長)
⑷マックスバリュ西日本(株)(広島県広島市南区、加栗章男社長)
⑸マックスバリュ九州(株)(福岡県福岡市、佐々木務社長)

第1にマックスバリュ北海道。
営業収益960億5700万円(前年同期比103.6%)、営業利益4億7400万円(1135.0%)、経常利益4億7900万円(806.6%)、純損失1億5600万円(前年期は2億4600万円)だ。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震の影響による商品の廃棄や店舗設備等の修繕費用を特別損失として7億2800万円を、受取保険金5億円を特別利益に計上したが。損失となった。

客数は前年比100.5%、客単価は103.1%で、売上高は947億2000万円(前年同四半期比103.6%)。既存店は、客数が98.9%、客単価が102.3%、売上高は101.2%と前年を上回っている。売上総利益は204億6300万円(105.0%)で、売上総利益率は、商品の値引きの減少から0.3ポイント改善して21.6%となった。販売費および一般管理費(販管費)は、13億2600万円(10%)。主にマンアワー単価上昇と新規出店や大型改装の経費がかさんだことによる。ただし、売上高の増加率以内にコントロールしたことで、販管費率は0.2ポイント改善して22.5%。

「マックスバリュ月寒西店」(札幌市豊平区)を11月に開店した。

第2にマックスバリュ東北。
営業収益781億1000万円(前年同期比1.2%減)、営業利益7億7000万円(3.5%減)、経常利益7億6100万円(0.5%増)、四半期純利益は2億9700万円(71.4%増)である。

マックスバリュ事業とディスカウント事業の共同仕入れによる商品競争力の強化を図り、店舗の商品在庫の適正化と売価変更ロスの削減に取り組んだ。しかし前年比は98.7%に留まった。

同社はコスト構造改革に取り組んでいるが、新レジの更新と店舗活性化投資に伴う経費の増加によって販売費および一般管理費は100.4%となった。

第3にマックスバリュ東海。
営業収益1700億5100万円(前年同期比1.4%増)、営業利益29億6900万円(0.2%増)、経常利益28億9300万円(2.4%減)、四半期純利益は16億7900万円(6.2%減)。

国内事業は大型台風が上陸して大規模停電が起こって、それによる店舗臨時休業、商品・設備被害等が生じた。しかし、営業収益は前年同期比2.5%の増加、既存店ベースでは0.1%の増加、営業利益は14.0%の増加を確保した。10月にマックスバリュ御殿場東田中店(静岡県御殿場市)のスクラップアンドビルドによる開店、11月にマックスバリュ南足柄岩原店(神奈川県南足柄市)を開設した。

一方、海外事業のイオンマックスバリュ(広州)商業有限公司はデジタルプロモーションへのシフトで販売促進費が削減されたことで、既存店の売上高販管費率は対前年同期比1.4%と改善している。

第4にマックスバリュ西日本。
営業収益2062億4700万円(前年同期比1.0%減)、営業利益23億5700万円(35.8%減)、経常利益25億2300万円(39.9%減)、四半期純利益は12億6000万円(38.0%減)の減収大減益だった。西日本を襲った台風の影響で、各社ともに厳しい決算をしたが、同社も同じだった。

しかし9月26日、マックスバリュ城北店(兵庫県姫路市)とマックスバリュ三輪店(兵庫県三田市)、10月13日にザ・ビッグ津山平福店(岡山県津山市)、11月30日にマックスバリュシーモール店(山口県下関市)を新規出店した。

商品政策では有機野菜コーナーを40店舗、「お魚屋さんのお寿司」は64店舗、「お魚屋さんの焼き魚・煮魚」は107店舗にまで拡げている。「お魚屋さん」シリーズは好調で、前年0.1%から4.3%に大きく伸長している。また、 (株)広電ストア、広島電鉄(株)から譲り受けた5店舗をマックスバリュとして開店している。中国事業は、11月12日に清算委員会を設置して、撤退する方針だ。

第5にマックスバリュ九州。
売上高1330億1000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益13億2800万円(101.3%増)、経常利益13億4600万円(100.6%増)、四半期純利益は6億6100万円(244.6%増)の増収増益だった。

第3四半期にはエクスプレス大濠店(福岡市中央区)とマックスバリュ南長崎店(長崎県長崎市)、マックスバリュ香椎店(福岡市東区)の3店舗を新規出店している。8月末に旬鮮工房(福岡水産パックセンター)を開設したが、福岡都市部の小型6店舗へ刺身や寿司、切り身等の商品供給が進んでいる。

マックスバリュ各社は2019年度には地域別の経営統合が行われる。

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