LIXIL news|第3Q売上高1393億円・経常利益7%増/暖冬で既存店微減収

(株)LIXILビバ(埼玉県さいたま市、渡邉修社長)が2019年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高1393億2900万円、営業利益92億0900万円、経常利益87億4600万円、四半期純利益175億6200万円。同社は18年4月1日付けで連結子会社4社を吸収合併した。これにより「抱合せ株式消滅差益」(特別利益)として117億4400万円を計上したことで純利益が膨らんでいる。

同社は2019年3月期から非連結業績の開示に変更したため、前期との比較は行っていないが、参考として、売上高1.3%増、営業利益4.3%増、経常利益7.0%増、「抱合せ株式消滅差益」を除いた四半期純利益の実質前年同期比は9.3%増と発表している。増収増益だ。

営業利益率6.6%、経常利益率6.3%。

ホームセンター事業の営業収益は1396億円、セグメント利益は77億5600万円。主要商品部門別で見ると、リフォーム関連の営業収益は544億0500万円、ホームセンター商材は509億8900万円、一般商材は325億1800万円だ。

夏季の猛暑・関西と北海道の災害後の復興需要により、リフォーム関連の売上高は大きく伸長した。ただし第3四半期は暖冬影響もあって、通期で見ると伸び悩んだ。既存店の売上高も微減だった。12月末の店舗数は94店舗。

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