ジョイフル本田news|第2Q売上高微増の749億円/経常利益9.1%の増収増益

(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、矢口幸夫社長)が2019年6月期の第2四半期の決算を発表した。

売上高748億9200万円(前年同期比0.3%増)、営業利益41億9000万円(0.7%増)、経常利益48億6300万円(9.1%増)、四半期純利益15億0400万円(46.0%減)。純利益が大きく減少しているのは減損損失(特別損失)を24億7200万円計上しているためである。

営業利益率5.6%、経常利益率6.5%。

ジョイフル本田は今期を構造改革仕上げの年として、「事業構造改革」「マーチャンダイジング構造改革」「組織構造改革」「経費構造改革」の4つの改革を進めている。

マーチャンダイジング改革では、取り引き形態、ルートや個別商品の見直しといったMDプロセス改革を実施し、顧客起点の商品力の強化を進める。また営業力強化のため、営業本部から仕入れ機能を分離し商品本部を新設した。組織改編も行っている。経営企画本部の機能を社長直轄として経営企画本部を解消し、営業本部、商品本部、開発本部、管理本部の4本部制とした。

ホームセンター事業全体の売上高は740億8400万円(0.4%増)。リニューアルオープンしたホームセンター千葉店やアンティークと服飾雑貨専門店や、工具・金物・作業服の専門店、ペット専門店が寄与した。

ただし異業種との競争にさらされている生活雑貨部門や、夏場の記録的な猛暑や台風の影響が大きかったガーデンライフ部門が苦戦した。

一方、前期に子会社を事業統合したリフォーム部門、住宅資材・DIY部門、ペット部門は増収となった。さらに原油価格の上昇により、ガソリン・灯油部門の売上高も増加した。

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