コンビニnews|1月既存店/セブン1.1%・ファミマ0.3%・ローソン▲0.7%
コンビニ大手3社の1月業績が発表された。
■セブン-イレブン・ジャパン
既存店の客数は99.7%と前年を下回ったが、客単価が101.4%で、売上高は前年同月比101.1%と増収だ。チェーン全店の売上高は104.3%。1月末時点で店舗数は2万0733店。
■ファミリーマート
既存店売上高は前年同月比100.3%。客数は98.9%、客単価は101.4%。チェーン全店の売上高は99.1%だ。ファミリーマート(プロパー)の国内店舗数は、1月末時点で1万5724店。1月は24店の出店と、1店のブランド転換を行った。一方で、66店舗を閉店した。
1月は、ブランド転換2年目に入った店舗が引き続き好調だった。また、「ウィンターフェスタ」などの冬の大型キャンペーン効果で、既存店売上高は3カ月連続で前年をクリアした。商品別では惣菜、おむすび等が牽引して、中食は堅調に推移。タバコは前年比微増。また、1月からバーコード決済のAlipay、WeChatPayの取り扱いを全店で開始した。
■ローソン
1月の既存店は、客単価は101.6%だったが、客数の97.7%が響き、既存店売上高(チケット・ギフトカード等は除く)は99.3%と前年を下回った。全店では前年比105.5%。
米飯商品は、悪魔のおにぎりや新潟コシヒカリシリーズのおにぎりが売上げを牽引した。調理麺は、パスタ、悪魔の焼きうどん、とんこつラーメンが伸長した。また、日配食品、冷凍食品も好調だった。
店舗は、フランチャイズ店舗を含む1月末時点の店舗数は1万4609店。出店は49店舗、閉店が14店舗だった。