マミーマートnews|第1Q 売上高4.3%増・経常利益36.6%減/PB3割に拡大
(株)マミーマート(埼玉県東松山市、岩崎裕文社長)が、2019年9月期第1四半期の業績を発表した。
3カ月の売上高は283億4800万円(前年同期比4.3%増)、営業利益5億8100万円(39.9%減)、経常利益6億8300万円(36.6%減)、純利益4億3100万円(37.4%減)で増収減益だ。
営業利益率2.0%、経常利益率2.4%。
スーパーマーケット事業の売上高は282億1400万円(4.3%増)、セグメント利益は5億7000万円(40.7%減)。第1四半期には2018年11月に千葉県柏市の「柏旭町店」、12月に埼玉県戸田市の「下戸田店」を新規出店した。12月31日時点の店舗数は、混浴事業・葬祭事業を含めて79店舗になる。
マミーマートグループでは、「ベーシック・ラインの強化」「付加価値の向上」「M3活動の推進」3つを重点項目として進めている。
ベーシック・ラインの強化では、商品事業部と販売事業部が販売施策を統一して、売れ筋商品の販売力強化を進めた。また、環境変化や経年劣化を考慮して、既存店舗の活性化計画を策定している。
付加価値の向上では、オリジナル商品の開発に取り組んだ。プライベートブランドの売上高の構成比は3割までに拡大している。また惣菜部門では、スーパーマーケット各社で導入が進む「からだデリ」の展開を始めた。からだデリは全国の医療機関・大学病院が研究考案した栄養バランスがあり、低カロリーなデリメニューだ。
M3活動の推進では、社内制度や環境づくりに継続的に取り組んだ。M3は「My Mami Mart」の略。全従業員参加型のプロジェクトだ。