アクシアルnews|年商2353億円1.1%増・経常利益5.4%増で過去最高実績

アクシアル リテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2019年3月期の本決算を発表した。アクシアル リテイリングは、(株)原信、(株)ナルス、(株)フレッセイ3社の持ち株会社だ。

売上高2353億4700万円(前年同期比1.1%増)、営業利益95億2300万円(5.0%増)、経常利益96億9800万円(5.4%増)、純利益64億2700万円(5.9%増)の増収増益で、各数値はいずれも過去最高実績だった。

営業利益率4.0%、経常利益率4.1%。

中心のスーパーマーケット事業の売上高は2344億8900万円(1.2%増)、営業利益は88億5800万円(4.6%増)の増収増益。収益性の高い上位2店舗が改装と移転で休業となり、一時的に利益が減少した。また、食品加工センター新設に伴う初期投資で経費も増加した。しかし、既存店の業績が堅調に推移したことで増益となった。来店客数は既存店は0.4%減少、全店は0.5%増加した。

店舗展開は、9月に新潟県魚沼市「原信小出東店」を移転新設した。また、3月に群馬県みどり市「フレッセイ笠懸店」と新潟県長岡市「原信旭岡店」を新設した。 改装は、4月に新潟県新潟市「原信河渡店」、10月に新潟市県三条市「原信四日町店」、11月に群馬県北群馬郡「フレッセイ吉岡店」の3店舗で実施した。

一方、「原信小出東店」の移転新設に伴い、旧・原信小出東店を閉鎖した。また「フレッセイ新桐生店」と「フレッセイ鳥山店」も閉鎖した。

期末店舗数は、原信は前年より1店舗増えて65店舗、ナルスは増減なく14店舗、フレッセイは1店舗減少して50店舗。グループ合計店舗数は前年同期と同じ129店舗となった。

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