ワークマンnews|年商670億円19.4%・経常利益24.5%の増収増益

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は2019年3月期の本決算を発表した。

営業総収入は669億6900万円(19.4%増)、営業利益135億2600万円(27.6%増)、経常利益147億5500万円(24.5%増)、純利益98億0900万円(25.1%増)の増収増益だ。

営業利益率20.1%、経常利益率22.0%。

同社では「高機能×低価格」をコンセプトに、アウトドア、スポーツなど一般のお客も意識した新業態店「ワークマンプラス」を出店した。多くのマスコミに取り上げられ、 既存店の客数、売上アップに大きな効果をもたらした。

商品では、主力3ブランドの「FieldCore」「Find-Out」「AEGIS」など、高機能低価格をさらに追求したPBを開発した。また、台頭するネット販売にも十分な競争力を持つ作業服のG-NEXTシリー ズの強化を進めた。これによりPB商品は1022アイテムとなり、チェーン全店売上高構成比は39.7%で前年同期比7.5ポイント上昇した。

店舗展開では、ワークマンプラス店をショッピングセンターへ3店舗、路面店を6店舗、従来型ワークマンを10店舗の合計19店舗を出店した。

また、ワークマンプラスの関西初出店となる「ららぽーと甲子園店」のオープンに合わせて、既存店3店舗をワークマンプラスに改装した。さらに周辺104店舗でイメージパネルやマネキンの設置など小規模改装を行った。一般顧客に対して認知度を高める施策を実施したことで、女性客や家族連れの来店が大幅に増加した。

一方で、スクラップ&ビルド2店舗、契約満了で3店舗を閉店した。

3月31日時点の営業店舗数は、フランチャイズ・ストアが前期末より42店舗増えて734店舗。直営店は26店舗減って103店舗となった。45都道府県下に合計837店舗を展開している。

2020年3月期は、営業総収入733億6000万円(9.6%増)、営業利益150億1000万円(11.0%増)、経常利益163億円(10.5%増)、純利益108億8000万円(11.0%増)を目指す。

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