ココカラファインnews|年商4006億円2.5%増/化粧品&健康食品伸長
(株)ココカラファイン(横浜市港北区、塚本厚志社長)が2019年3月期の本決算を発表した。
売上高は4005億5900万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は129億1500万円(5.8%減)、経常利益は152億3300万円(4.9%減)、純利益は91億5800万円(1.0%増)だ。
営業利益率3.2%、経常利益率3.8%
ドラッグストア・調剤事業の売上高は3974億0300万円(2.3%増)、セグメント利益は128億5200万円(6.4%減)の増収減益。
商品別では、一般用医薬品は、花粉関連薬が好調だったが、猛暑の影響で季節外用薬が伸び悩み、売上高は528億1100万円(1.7%減)。化粧品は、カウンセリング販売の充実など付加価値商品への取り組み強化で1080億3600万円(3.4%増)。健康食品109億0600万円(3.7%増)、衛生品402億6900万円(1.7%減)、日用雑貨477億9600万円(0.0%増)。食品は、飲料や保険機能食品などが牽引して売上高396億1500万円(3.2%増)となった。、また、卸売は取引先増加などで392億5600万円(3.7%増)と伸長した。
店舗展開は、70店舗を新規出店、38店舗を退店、40店舗を改装した。これによりドラッグストアの店舗数は1172店(内、調剤併設店舗数は110店)、調剤専門店舗数は182店。総店舗数は1354店舗となった。
介護事業の売上高は31億6600万円(27.4%増)、セグメント利益は4900万円(前年同期は3600万円の損失)。2017年9月にグループ会社となった(株)愛安住の業績も寄与した。
2020年3月期の業績予想は、売上高4009億円(前年同期比2.1%増)、営業利益135億円(4.5%増)、経常利益160億円(5.0%増)、純利益94億円(2.6%増)とする。