青山商事news|’19年3月期年商2503億円の減収減益、既存店2.2%減

青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)の2019年3月期は、売上高2503億円(前年同期比1.8%減)、営業利益146億2900万円(29.0%減)、経常利益156億1100万円(26.7%減)、減損損失の増加等によって純利益57億2300万円(50.1%減)と、減収減益だ。

営業利益率5.8%、経常利益率6.2%。

主力のビジネスウェア事業は、売上高1844億0500万円(2.3%減)、セグメント利益は135億1500万円(29.1%減)。核部門の青山商事(株)のビジネスウェア事業は、「洋服の青山」14店舗、「ザ・スーツカンパニー」5店舗を出店した。一方で、「洋服の青山」10店舗、「ザ・スーツカンパニー」2店舗を含む16店舗を閉鎖した。3月末の店舗数は891店舗。

デサントジャパン(株)との共同開発によるビジネスウェアや、20~30代のヤングビジネスマンに向けた新ブランド「URBAN SETTER(アーバンセッター)」といった高機能商品の発売や、メンズだけでなく、新たにレディスフォーマルスーツのレンタルサービスを開始するなど新市場開拓に取り組んだ。

しかし、西日本豪雨を始め全国的な天候不順や災害の影響などもあって、客数は96.9%と落ち込み、既存店売上高は97.8%にとどまった。またメンズスーツの販売着数は3.7%減の204万8000着、平均販売単価は0.4%減の2万7187円だった。

カジュアル事業は、売上高136億0800万円(10.1%減)、セグメント損失は13億9000万円(前期はセグメント損失8億4000万円)。出店は「リーバイスストア」1店舗、退店は「キャラジャ」6店舗、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」1店舗。3月末店舗数は「リーバイスストア」10店舗、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」33店舗。

雑貨販売事業の(株)青五は売上高158億1600万円(0.8%減)、セグメント利益は6億2100万円(2.8%減)。3月末店舗数は114店舗。

総合リペアサービス事業のミニット・アジア・パシフィック(株)は、売上高128億4900万円(2.6%増)、セグメント損失は4億8100万円(前期はセグメント損失5億0600万円)。3月末の店舗数は647店舗。

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