天満屋ストアnews|第1Q 営業収益178億円2.8%減/小売事業は減収増益
(株)天満屋ストア(岡山県岡山市、野口重明社長)が、2020年2月期の第1四半期業績を発表した。
2019年3月1日~5月31日の営業収益(売上高及び営業収入)は177億7600万円(前年同四半期比2.8%減)、営業利益は5億8700万円(0.5%増)、経常利益5億7700万円(10.9%減)、純利益3億7300万円(7.5%減)の減収減益だ。
それでも営業利益率3.3%、経常利益率3.2%で、前期の営業利益率3.0%、経常利益率3.1%から改善している。
小売事業の営業収益は162億7900万円(1.6%減)、営業利益5億1500万円(4.1%増)の減収増益だ。
「創業50周年記念商品」の開発や、地産地消商品を拡げ営業力の強化を図った。また、前期に全店に導入した(株)セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」の拡販を進めた。今期は、電子マネー「nanaco」の取り扱い店舗を増やしていく。
3月に岡山県総社市「リブ総社店」1階に「天満屋ふるさと館」を開設した。
惣菜等調理食品の製造販売を行う小売周辺事業は、営業収益14億9700万円(13.9%減)、営業利益7100万円(19.8%減)の減収減益だ。
また、3月1日付けで子会社の(株)でりか菜を、専門特化した効率的な運営をするために、岡山工場と倉敷工場に事業分割している。