コスモス薬品news|年商6111億円9.5%増、経常利益8.1%増/積極出店奏功
(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の2019年5月期本決算は、売上高6111億3700万円(前年同期比9.5%増)、営業利益247億7500万円(8.9%増)、経常利益272億9200万円(8.1%増)、純利益191億8500万円(8.8%増)となり、積極的な出店が功を奏して増収増益だ。純利益は過去最高となった。
営業利益率4.1%、経常利益率4.5%。
医薬品953億8100万円(11.2%増)、化粧品642億2200万円(11.3%増)、雑貨1000億5700万円(6.9%増)、一般食品3438億0900万円(9.7%増)、その他76億6700万円(2.1%増)と、すべての商品分野で伸長した。とりわけ一般食品の売上構成比は56.2%を占める。
出店戦略は自社競合による一時的な収益性の低下があっても積極的に進める。関東地区に3店舗、中部地区に15店舗、関西地区に24店舗、中国地区に19店舗、四国地区に6店舗、九州地区に26店舗の合計93店舗を出店した。とくに新商勢圏への店舗網拡大のために、関西圏での出店が多い。また関東への足掛かりとして4月に東京・広尾に初出店し、3店舗を展開している。2020年度は郊外型2000㎡クラスの店舗を中心に、関東圏で30店舗の出店を計画する。
2019年5月末で993店舗を展開するが、内訳は、九州地区545店、四国地区111店、中国地区167店、関西地区133店、中部地区34店、関東地区3店。
2020年5月期は、売上高6585億円、営業利益248億円、経常利益273億円、純利益191億9000万円を見込む。