コーナンnews|第1Q 879億円5%増・経常利益46%増、家屋修繕商品が好調
コーナン商事(株)(大阪府堺市、疋田直太郎社長)が2020年2月期第1四半期の業績を発表した。
営業収益は878億7100万円(前年同期比5.3%増)。2018年に6月に発生した大阪北部地震のあと、家屋の修繕需要から売上げが伸びた。
営業利益は64億3200万円(32.3%増)。売上総利益が15億5500万円増加し、販管費の増加が1億2200万円に抑制されたことで、経常利益は61億1600万円(46.1%増)と大幅増となった。台風被災の保険金などもあり、純利益は41億5000万円(50.2%増)となった。
営業利益率7.3%、経常利益率7.0%。
コーナングループがドミナント展開している関西圏の景気は、活況を呈するインバウンド消費の下支えもあり、緩やかな改善傾向が続いている。そのなかで、コーナン商事グループは、2018年4月に今後3年間を見据えた「第2次中期経営計画(2018-2020) ~もっと大好きや!!コーナン~」を公表した。
中期経営計画は「アクセルオン大作戦」として、商品力の強化とグループシナジーを最大限に発揮することを軸に、コーナン商事が「日本を代表する住まいと暮らしの総合企業となる」ことを目標に、各種施策に取り組んでいる。
店舗拡充の分野では、ホームセンターコーナン3店舗を出店した。
また、この第1四半期会計期間において、非連結子会社であったKOHNAN VIETNAM CO.,LTD.を連結の範囲に含めたことに伴い、KOHNAN VIETNAM2店舗を新たに加えた。総店舗数は361店(ホームセンターコーナン278店舗、コーナンプロ71店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ4店舗、KOHNAN VIETNAM2店舗)。