しまむらnews|7月既存店17.5%減/記録的な日照不足・低温で夏需伸びず

(株)しまむら(埼玉県さいたま市、北島常好社長)の7月度(6月21日~7月20日)は、厳しい成績だ。主力のファションセンターしまむらは、既存店売上高が前年同月比82.5%と、17.5ポイントも下がった。

7月度は接触冷感寝具「FIBER DRY 超COOL」のTVCMなどの販促を強化したが、記録的な日照不足や低温などの天候不順から夏物商品の販売が伸び悩んだ。

全店ベースでも、客単価が99.0%、客数が84.1%となり、売上高は83.2%。4店舗を出店して7月20日時点の店舗数は1433店。

カジュアル&シューズのアベイルの既存店売上高は94.9%。全店ベースでは、客単価が101.0%だったが、客数が94.4%と伸びず、売上高は95.3%と不調に終わった。1店舗を加えて320店舗となった。

ベビー・子ども用品のバースデイは、既存店が86.7%。全店ベースでは、客単価が97.3%、客数が93.5%で売上高は91.0%。2店舗を出店して290店舗。

【結城義晴の述懐】しまむらの落ち込みは、信じられないほどのものだ。頑張れ! しまむら。声をかけたくなる。創業者の島村恒俊さんは商業界の同友だった。その後、二代目社長で、しまむらを飛躍させた藤原秀次郎さんも素晴らしい経営者だった。その創業の精神を復活させ、さらに企業の現代化を果たさねばならない。頑張れ。

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