良品計画news|7月既存店0.2%増/梅雨寒で夏物衣料・家電低迷も食品伸長
(株)良品計画(東京都豊島区、松崎暁社長)の7月は、直営既存店は客数105.0%、客単価95.5%で売上高は100.2%とかろうじて前年をクリアした。部門別では、衣服・雑貨98.5%、生活雑貨100.3%、食品109.2%。食品が大きく伸長した。
新店を含む直営全店ベースでは客数は111.6%、客単価94.8%で、売上高は105.8%。衣服・雑貨104.9%、生活雑貨104.2%、食品119.9%とすべてが好調だが、既存店同様、食品の伸び率が高かった。
そして「直営店頭売上高+ネットストア+卸売高」の国内売上高は104.6%となった。
[MUJI com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス]
7月の前半から半ばにかけては梅雨寒の天候が続いたことで、衣服・雑貨の夏物、とくに主力のカットソー、涼感インナーが伸び悩んだ。生活雑貨も扇風機、サーキュレーターなど季節家電が低調だった。しかし、敷パッドや寝装ファブリックス、掃除用品、ステーショナリーのファイルボックス、アクリル収納などは堅調に推移した。食品は、調味加工、菓子、飲料が引き続き伸長した。
7月18日には東京都にMUJI com 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスを、7月26日には福岡県に「無印良品 PRALIVA」を出店している。