サンドラッグnews|第1Q売上高1524億円4.7%増・経常利益7%増の増収増益
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)が2020年3月期の第1四半期決算を発表した。
売上高1524億1200万円(前年同期比4.7%増)、営業利益95億5000万円(7.6%増)、経常利益96億9600万円(7.0%増)、純利益65億4300万円(6.7%増)と増収増益だ。
営業利益率6.3%、経常利益率6.4%と収益性も優良だ。
今期は、「安心・信頼・便利の提供」をキーワードに、質の高い出店やサービスレベルの向上、プライベートブランド商品の開発、新業態の開発、店舗改装などに積極的に取り組んだ。
主力のドラッグストア事業の売上高は1066億0400万円(3.5%増)、営業利益は71億3200万円(6.2%増)で増収増益だ。
天候不順による夏物季節商材の不振、中国の法改正によるまとめ買いの減少が影響して、売上高は低調だった。しかし、店舗改装や品揃えの拡充などによる販売促進を実施し、業務の合理化・効率化を推進して一層の経費削減に努めた結果、増収増益となった。
ドラッグストア事業では、フランチャイズ店1店舗を含む6店舗を新規出店し、2店舗のスクラップ&ビルドと26店舗の改装を行った。一方で、6店舗の閉店を実施した。
ディスカウント事業の売上高は557億7500万円(8.1%増)、営業利益は24億1600万円(11.9%増)の、こちらも増収増益。
医薬品や食品の販売強化や積極的な店舗改装などによって、売上高は好調に推移した。また、業務の一層の合理化・効率化を図るなど引き続き経費の削減に努めた。
ディスカウント事業では、6店舗を新規出店し、6店舗を改装し、建て替えによる1店舗の閉店を実施した。
2019年6月30日現在、ドラッグストア事業は870店舗(直営店659店舗、(株)星光堂薬局67店舗、(株)サンドラッグプラス56店舗、(株)サンドラッグファーマシーズ24店舗、フランチャイズ店64店舗)。ディスカウントストア事業のダイレックス(株)は282店舗。合計1152店舗となった。