セブン&アイnews|7月既存店/国内全業態客数割れ・セブン-イレブン5.6%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が7月の営業情報を発表した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年同月比96.6%。客単価は102.3%と伸びているが、客数は94.4%と5ポイント以上も落ちこんだ。既存店客数は2018年11月から9カ月連続で前年を割っている。これは異常事態だが、7月はセブンPayの不正アクセス問題も生じたことから、大幅に落ちこんだ。全店ベースの売上高は98.8%。店舗数は6月から17店舗純増の2万0990店。

7-Eleven,Inc.は、米国内既存店の商品売上高が102.2%と伸長し、全店ベース総売上げは100.0%だった。全店ベースの商品売上高は102.0%で、既存店商品売上高同様に伸びた。ガソリン売上高は98.1%。

(株)イトーヨーカ堂は、既存店客数が90.3%、客単価が99.9%で、商品売上高は90.1%。全店ベースの総売上計は89.4%。内訳は商品売上高が87.4%、テナント他の収入が94.5%だ。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は95.2%。客数が95.3%、客単価が99.9%。客数は2018年10月から10カ月連続で前年を下回っている。全店ベースの売上高は96.6%。

(株)そごう・西武の売上高は96.8%。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズの既存店売上高は94.0%と2カ月ぶりの減収だ。客単価102.7%だったが、客数91.5%と大きく落ち込んだことが要因だ。全店ベースでも92.7%にとどまった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧