三越伊勢丹news|8月2.7%増、5カ月ぶり増収/相模原&府中の閉店セール好調
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の8月の国内百貨店は前年同月比102.7%だった。
大都市圏の店舗では時計・ラグジュアリーブランドのハンドバッグなどの高額品が堅調に推移した。首都圏店舗が好調だったこともあり、三越伊勢丹、国内百貨店計ともに5カ月ぶりに前年売上実績を上回った。
免税売上高は客単価が先月に比べて伸長し、三越銀座店や三越日本橋本店などの店舗では前年実績を上回った。ただし客数が落ち込んだことで国内百貨店全体では前年を下回った。
伊勢丹新宿本店101.5%、三越日本橋本店110.5%、三越銀座店101.1%、伊勢丹立川店102.1%、伊勢丹浦和店103.1%、伊勢丹相模原店141.5%、伊勢丹府中店142.1%。9月30日に閉店する伊勢丹相模原店と伊勢丹府中店は、閉店セールの効果が大きい。
国内グループ10店舗は98.9%。その中で函館丸井今井114.9%、新潟三越伊勢丹101.9%、名古屋三越103.3%、広島三越100.0%、高松三越100.3%は前年を超え、札幌丸井三越97.8%、仙台三越99.1%、静岡伊勢丹96.9%、松山三越93.1%、岩田屋三越95.6%は前年を下回った。