ヒマラヤnews|年商665億円2.1%減・経常利益24%減、暖冬で上半期苦戦

スポーツ用品小売業の(株)ヒマラヤ(岐阜県岐阜市、後藤達也社長)が、2019年8月期決算を発表した。

上半期に暖冬の影響から防寒用のウェア、冬物雑貨が不振だったこともあって、売上高は665億6000万円と前年同期比2.1%減に終わった。営業利益は8億6700万円(27.9%減)、経常利益9億9300万円(23.9%減)、純利益5億8700万円(19.4%減)の減収減益だ。

営業利益率は1.3%、経常利益率は1.5%。

商品部門別では一般スポーツ用品、ゴルフ用品はともに前年比96.2%。一般スポーツ用品は、同カテゴリーを主力としていた子会社のビーアンドディー社をRIZAP社に譲渡した影響が大きい。スキー・スノーボードは降雪の少ないシーズンだったため、ファミリー層の動向が低調になった結果、90.6%と大きく前年を割った。

一方、アウトドア用品は、キャンプ用品、アウトドアウェアが好調だったことで、115.5%と大きく伸長した。

売上総利益率は、価格競争の影響が強いインターネット販売が大きく成長していることもあって、34.2%と、前期より0.7ポイント低下した。

1店舗を出店し4店舗を閉店した。2019年8末時点のグループ店舗数は全国で106店舗。

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