良品計画news|第2Q 2165億円7.5%増も出店先行で経常利益16%減
(株)良品計画 (東京都豊島区、松崎暁社長) の2020年2月期の上半期 (3月~8月) は、営業収益2164億5100万円 (前年同期比7.5%増)、売上高2159億7800万円 (7.6%増)、営業利益205億9600万円 (12.6%減)、経常利益197億3500万円 (16.1%減)、そして親会社株主に帰属する四半期純利益132億7000万円 (26.7%減)の増収減益だ。
営業利益率は9.5%、経常利益率は9.1%。
国内事業の営業収益は1328億4700万円 (前年同期比6.6%増)、セグメント利益は132億9600万円 (8.0%減)の増収減益。出店経費が先行したことと、人件費や物流費などのコストが増え、減益となった。国内店舗数は、474店舗 (前期末差16店舗増)。
東アジア事業の営業収益は626億3400万円 (前年同期比6.9%増)、セグメント利益は86億7600万円 (5.6%減) の増収減益だ。店舗数は、389店舗 (前期末差14店舗増)。中国では、新規出店を強化したことによって増収だったが、韓国では生活雑貨が伸び悩んだ。
欧米事業は営業収益124億9600万円 (19.2%増)、セグメント損失は18億5800万円 (前年同期は6億0900万円の損失) と、損失額が広がった。欧州は新規出店コストがかさんだ。北米は、新店舗のオープンで売上げは前年を上回ったが、宣伝販促費、物流費がふくらみ損失が増えた。店舗数は68店舗 (前期末差1店舗増)。
西南アジア・オセアニア事業は営業収益84億7000万円 (11.9%増)、セグメント損失は4500万円 (前年同期は1億6700万円の利益) と増収減益。店舗数は、79店舗 (前期末差4店舗増)。