セブン&アイnews|9月増税前需要からイトーヨーカ堂&そごう・西武好調
(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が9月の営業情報を公開した。数字はすべて前年比。増税前の駆け込み需要を取り込んだイトーヨーカ堂、そごう・西武が売上げを伸ばした。
セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は98.5%。客数は100.6%と伸びたが、客単価は97.9%にとどまった。全店ベースの売上高は100.0%と前年をクリアした。店舗数は2万0993店。
7-Eleven,Incは米国内既存店の商品売上高102.3%。全店ベースでは商品売上高が102.1%、ガソリン売上高が92.1%で総売上高は96.9%。
イトーヨーカ堂の既存店売上高は102.5%。客数が99.2%、客単価が103.4%。全店ベースでは、売上高が99.1%、テナント他が105.6%となり、総売上計は100.9%。増税前の需要を取り込んだ。
一方、ヨークベニマルの既存店売上高は98.1%のマイナス。客数が98.6%、客単価が99.5%。全店ベースでも売上高99.8%の微減だ。
そごう・西武の既存店売上高は120.2%。反動が怖いくらいの伸長だ。
デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの既存店は客数が100.2%、客単価が102.5%で売上高は102.7%。全店ベースでは売上高101.0%。こちらも増税前の外食需要を取り込み伸長した。