良品計画news|12月初の「無印良品週間」実施で既存店9.8%増、客数20%増

(株)良品計画(東京都豊島区、松崎暁社長)の12月の国内売上高は、既存店が109.8%。12月は日中の気温は例年より高かったが、寒暖差が大きかったことから冬物を中心に好調に推移した。とくに通常年に4~5回開催する「無印良品週間」を2019年は10月と12月に増やした。12月は客単価は91.7%の8.3%減だったが、客数は119.7%と大きく伸長した。

部門別では、衣服・雑貨108.4%、生活雑貨106.6%、食品133.5%と、引き続き食品が大きく伸長した。衣服・雑貨ではヤク入りウールニットや防寒小物、肌着の売上げが伸びた。生活雑貨では厚手毛布などの冬物のファブリックスが大幅に伸長した。また、客数の伸びに伴いケア用品、キッチン用品などの小物も好調だった。食品は主力のカレーや半生菓子に加え、食べるスープシリーズやクリスマス関連商品が牽引した。

新店を含む直営全店ベースでは、客数123.6%、客単価87.1%で、売上高は117.3%となった。衣服・雑貨116.0%、生活雑貨112.9%、食品146.3%。また「直営店頭売上高+ネットストア+卸売高」は117.3%となった。

12月5日(木)に無印良品 ゆめタウン山口店(山口・LS)、12月6日(金)には無印良品 イオンスタイル河辺店(東京・直営)がオープンしている。

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