三越伊勢丹news|第3Q売上高8752憶円で前年比2.9%減/経常利益14%減

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の2020年3月期の第3四半期決算が発表された。連結業績は、売上高が8752億6000万円(前年同四半期比2.9%減)、営業利益は210億9800万円(17.1%減)、経常利益は230億9900万円(14.1%減)、四半期純利益は78億6200万円(31.3%減)と減収減益だ。

営業利益率は2.4%、経常利益率は2.6%。

百貨店事業の売上高は8119億7700万円(3.3%減)、営業利益97億7500万円(34.9%減)。

基幹店については、今までのマーチャンダイジング中心の店舗づくりから、「人」と「デジタル」を活用し、店舗リモデルを進め、順次オープンしている。

三越日本橋本店では、2019年春から第二期リモデルに着手し、時計、宝飾、美術等のカテゴリーを対象として2020年春の完成を目指している。伊勢丹新宿本店では化粧品フロアを拡大し、11月20日に1階と2階の2フロアをグランドオープンした。

EC事業については基幹3店と連動した企画や展開商品の拡大、デジタルを活用した新たなサービスの導入に取り組んでいる。2020年4月には、三越と伊勢丹のサイトとアプリを統合し、買物と店舗イベント情報を一つのプラットフォームに集約する。顧客接点を統合することで、シームレス推進に向けた準備を進めている。

大規模構造改革はほぼ完了し、今後は地域ごとのリサイジング(店舗面積の修正)や業態転換を含めたモデル転換を進めていく。

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