青山商事news|第3Q売上高1562億円(7.2%減)で営業赤字20億円に転落

青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)の2020年3月期第3四半期が終わったが、その業績は厳しい。

売上高1562億3100万円(前年同期比7.2%減)、営業損失20億4900万円(前年同期は営業利益39億6400万円)、経常損失14億0600万円(前年同期は経常利益47億2600万円)、四半期純損失82億2700万円(前年同期は四半期純利益4億4000万円)と赤字決算だ。四半期純損失は、アメリカンイーグル事業の事業整理損失84億8700万円を特別損失に計上したことによる。

主力のビジネスウェア事業は、売上高1054億5800万円(11.2%減)、セグメント損失23億8400万円(前年同期はセグメント利益27億4500万円)だ。

青山商事の中核部門であるビジネスウェア事業は、オフィスウェアのさらなるカジュアル化などによる市場環境の変化から、客数の減少が続き、既存店売上高は前年同期比88.8%となった。また、4月~12月のメンズスーツの販売着数は前年同期比82.9%の104万2000着、平均販売単価は前年同期比101.2%の2万8033円。中長期的な業績回復を目指した、ビジネスウェア事業再構築のプロジェクトを進めているが、厳しい環境だ。
12月末の国内総店舗数は892店舗、上海の青山洋服商業有限公司は28店舗。

カジュアル事業は、売上高105億5600万円(1.8%減)、セグメント損失が18億0300万円(前年同期はセグメント損失6億7200万円)。12月末の総店舗数が12店舗。

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