サツドラnews|第3Q売上高677億円7%増収も店舗閉鎖費かさみ四半期純損失

サツドラホールディングス(株)(北海道札幌市、富山浩樹社長)の2020年5月期の第3四半期決算は、売上高677億1700万円(前年同期比6.8%増)、営業利益5億7800万円(62.1%増)、経常利益6億4400万円(71.0%増)ながら、不採算店舗の閉店等に伴い特別損失が発生したことによって、前期6200万の黒字から四半期純損失600万円と厳しい結果となった。。

営業利益率0.9%、経常利益率1.0%。

サツドラホールディングスは北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアと訪日外国人を対象にしたインバウンドフォーマットを展開している。

中心的事業であるリテール事業の売上高は674億4500万円(6.8%増)、セグメント利益は5億3900万円(73.1%増)となった。ドラッグストアはESLP(エブリデー・セイム・ロープライス)の低価格戦略を採用する一方、地域の健康プラットフォーム化を目指したウェルネス事業部を新設した。健康サービスの提供に取り組むことで差別化を図った。インバウンドフォーマットの売上高は、中国での電子商取引規制の強化や日韓関係の悪化に加え、1月下旬以降の新型コロナウイルスの感染拡大による訪日外国人観光客の減少などから低調に終わった。

2月末の店舗数はドラッグストア174店舗、インバウンドフォーマットは26店舗。また調剤薬局が10店舗など、国内計には213店舗。台湾にドラッグストアが4店舗を出店している。

ITソリューション事業のセグメント売上高は8300万円(66.0%減)、セグメント損失は6800万円と前年同期の損失1400万円から損失幅が広がった。

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