ポプラnews|2月期年商254億円2.8%減・経常損失2億円/コロナ打撃大きく

(株)ポプラ(広島県広島市、目黒俊治社長)が2020年2月期の本決算を発表した。

営業総収入253億7000万円(前年同期比2.8%減)、営業損失3億6000万円(前年同期は3億9900万円の営業損失)、経常損失2億1900万円(前年同期は1億9800万円の経常損失)、当期純損失3億3000万円(前年同期は21億18500万円の当期純損失)の赤字決算だ。ちなみにチェーン全店の売上高は462億9700万円(3.2%減)。

新規出店は、病院内22店舗、事業所内12店舗など合計50店舗となった。一方で不採算の直営店舗19店舗を含む52店舗を閉鎖したことから、期末店舗数は473店舗(純減2店舗)となった。

ポプラはこれまで病院やホテル、大学、オフィスなどの施設内への出店に重点的に取り組んできた。新型コロナウイルスの感染拡大によって、訪日外国人消費の減少や施設の閉鎖、テレワーク実施に伴うオフィスビルの人口減少から、2020年2月以降は大きな影響が出ている。

また、社会的反響が大きい24時間営業問題に関しては、方針の通り24時間営業・年中無休にこだわることなく出店を進めた。そのうえで、店舗ごとの環境を判断しつつ、一部店舗の非24時間営業化を行っている。その結果、24時間営業店舗は全体の24.7%、加盟店における割合は15.8%となっている。

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