ジョイフル本田news|第3Q売上高1122億円1.7%増・経常利益25.4%増
(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、矢口幸夫社長)が2020年6月期の第3四半期連結業績を発表した。
売上高は1122億1300万円(前年同四半期比1.7%増)、営業利益73億8100万円(29.6%増)、経常利益83億1900万円(25.4%増)、純損失は48億7000万円(前年同四半期は純利益26億5200万円)となった。純損失は減損損失、投資有価証券評価損、投資有価証券売却損などを特別損失として計上したためだ。
営業利益率6.6%、経常利益率7.4%。
ホームセンター事業の売上高は1109億4700万円(1.7%増)だった。
昨2019年10月の消費税増税後の反動による影響が続いて、売上高は減少した。一方で、9月と10月に相次いで発生した台風や大雨の被害に対する復旧・復興需要に継続して対応したことにより、「住まい」に関する分野が大きく伸長した。第3四半期においては、新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや消毒液などの衛生用品の販売が大幅に増加した。
ガソリン・灯油部門においてはガソリンと暖冬による灯油の販売量の減少のため売上高が大きく減少した。また、暖冬の影響で冬用タイヤの需要が低減し、車検・整備、タイヤ部門の売上高も減少した。
その他の事業では、スポーツクラブの運営を行っているが、売上高は12億6500万円(2.8%増)。
改装した「ジョイフルアスレティッククラブ土浦店」が昨2019年7月15日にグランドオープンし、全体の売上げ増加に貢献した。第3四半期には新型コロナウイルス感染拡大の防止策としてスクールやイベントの自粛が求められて、売上高は減少している。