上新電機news|年商4156億円増収も経常利益19%減/新型コロナで利益未達

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)の2020年3月期決算は、売上高が4156億4300万円(2.9%増)、営業利益89億7900万円(18.3%減)、経常利益89億円(19.1%減)、当期純利益54億1800万円(14.7%減)の増収減益だ。

営業利益率2.2%、経常利益率2.1%。

上新電機にとって、3カ年の中期経営計画「JT-2020経営計画」の最終年度となった2019年度は、消費税増税後の想定を超える消費マインドの低下や、新型コロナウイルスによる店舗休業や営業時間の短縮、またサプライチェーンの懸念に起因する商品供給の不安による経済活動の停滞から、当初計画利益を大きく下回った。

営業面の施策では2020年2月1日に、ジョーシングループ212店舗にFree Wi‐Fiサービスを導入して、3月末現在227店舗に拡がっている。また、eスポーツ普及に貢献するため、ジョーシン三宮1ばん館9階に客席数170席、面積173㎡の西日本最大級の規模の「eスポーツアリーナ三宮」を2月23日にオープンした。

12店舗を出店して10店舗を閉鎖した。3月末の店舗数は234店舗。

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