ベルーナnews|年商1799億円1.3%増・経常利益32.3%減/専門通販事業好調
通販の(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)の2020年3月期の売上高は1799億4800万円(前年同期比1.3%増)の増収だ。ただし営業利益は103億1100万円(14.1%減)、経常利益は103億6500万円(32.3%減)、当期純利益は58億6200万円(43.3%減)の減益となった。カタログ用紙代の値上げやがあった。前期、ユニー傘下にあったさが美グループホールディングス(株)の費用も先行した。そこで経常利益と純利益が大幅に下がった。
営業利益率は5.7%、経常利益率は5.8%。
ベルーナの主力4事業は総合通販事業、専門通販事業、店舗販売事業、プロパティ事業。
総合通販事業の売上高は733億7800万円(5.4%減)、セグメント利益は17億1300万円(55.1%減)。
専門通販事業は化粧品事業、ワイン事業を中心に好調に推移したことから、売上高は497億7400万円(4.0%増)、セグメント利益は39億0600万円(19.8%増)の増収増益だ。
店舗販売事業のさが美グループホールディングスは、売上高が304億0200万円(8.0%増)となったものの、セグメント利益は3億1000万円(68.9%減)。
プロパティ事業は前期に開業したホテルが寄与し、売上高は86億9000万円(7.7%増)、セグメント利益6億5800万円(168.7%増)と大幅増益となった。