島忠news|第3Q売上高2.4%増/営業利益2.9%減・経常利益2.1%増
(株)島忠(埼玉県さいたま市、岡野恭明社長)の2020年8月期第3四半期は、営業収益が1124億9000万円(前年同期比2.4%増)と増収したにもかかわらず、営業利益は68億3900万円(2.9%減)の減益だ。経常利益は72億7000万円(2.1%増)と若干伸ばしたが、四半期純利益は44億9600万円(8.4%減)の減益。
営業利益率6.1%、経常利益率6.5%。
家具を主力とするホームセンターの島忠では。低迷の続く売上げを回復するために、地域ごとに異なる顧客のニーズに対応できるよう、既存店の改装、テナントの導入、フランチャイズ加盟による新フォーマットの導入を進めて、来店客数の増加に取り組んでいる。
ただし4月7日に発令された緊急事態宣言発出後は、島忠の集客の柱である家具売場を臨時休業した。この臨時休業中の店舗で発生した賃借料や減価償却費等の固定費を損失として計上している。
5月にホームズFUJIMALL吹上店(埼玉県鴻巣市)を開店して、5月末の店舗数は60店舗。