ダイイチnews|第3Q売上高320億円5.7%増・経常利益27.3%増

(株)ダイイチ(北海道帯広市、鈴木達雄社長)の2020年9月期第3四半期(4月~6月)は、売上高が319億7500万円(前年同期比5.7%増)、営業利益14億9500万円(27.7%増)、経常利益15億0500万円(27.3%増)、四半期純利益9億8600万円(58.4%増)の増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに4.7%。

緊急事態宣言による巣ごもり消費から、一部の日用品や食料品にまとめ買いの動きが見られ、4月、5月の売上げは二桁台の伸長となった。売上高の地域別内訳は、帯広ブロックが140億1800万円(前年同期比6.9%増)、旭川ブロックは97億4400万円(2.8%増)、札幌ブロックは82億0900万円(7.3%増)。

売上高が5.7%ポイントも伸長したことに加え、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善、店舗規模に合わせた商品政策を進めたことから、売上総利益率は前年同期に比べ0.1ポイント改善して24.9%。販売費及び一般管理費は総額では増加したものの、売上高販管費比率は21.6%と前年同期に比べ0.7ポイント改善している。

「移動スーパー(とくし丸)」事業は、6月末段階で8号車を運行。3月に旭川ブロックの「西店」、4月に帯広ブロックの「壱号店」を改装した。一方、3月に旭川ブロックの「豊岡店」を閉店している。

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