ヤマナカnews|第2Q 営業収益513億円で6.7%増/営業利益561.4%増
(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2021年3月期の第2四半期の決算を発表した。
営業収益は512億6100万円で前年同期比6.7%増だった。営業利益は14億7600万円で561.4%増、経常利益は15億5600万円で446.2%増、四半期純利益は9億2000万円の531.8%。コロナ禍における内食需要の高まりや顧客のまとめ買いによる客単価の上昇、商品ロス削減の取り組みによる粗利益率の改善などにより、増収増益となった。
したがって、営業利益率は2.8%、経常利益率は3.0%となった。
商品政策では、家庭で楽しむ食事や家飲みなど新しい生活様式に対応するため、プチ贅沢やおいしさにこだわった商品の品揃えを強化した。新たに「Yamanakaスター」「Frante二つ星」「Frante三つ星」の三つのプライベートブランド商品を開発し、「ヤマナカ・フランテ」ならでは商品の拡販に取り組んだ。
販売政策では、毎週日曜日に買物したグラッチェカード会員に対し、翌週の月曜日から土曜日に利用できる「5%割引得々クーポン券」を新たに導入し、販促方法の見直しを図った。
店舗政策では、地域ニーズに対応した品揃えの改善を図るため、赤岩フランテ館(愛知県豊橋市)、多治見フランテ(岐阜県多治見市)で陳列替えを実施。さらにレジ待ち時間の短縮による利便性の向上やレジ業務の効率化を目的に、二川店(愛知県豊橋市)など4店舗にセルフ精算レジを導入した。