ノジマnews|第2Q売上高10.7%減もスルガ銀行を持分法適用化し大幅増益

(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)の2021年3月期第2四半期は、売上高2407億8700万円(前年同期比10.7%減)、営業利益175億0500万円(49.2%増)、経常利益441億0900万円(239.1%)、四半期純利益382億6900万円(313.6%増)の減収増益だ。

経常利益が大きく伸びているのはスルガ銀行(株)を持分法適用化し、投資利益が251億4600万円あったためだ。それを受け四半期純利益も大きく増加している。

営業利益率7.3%、経常利益率18.4%。

主力のデジタル家電専門店運営事業の売上高は1181億2000万円(3.6%増)、経常利益は125億9300万円(49.3%増)。政府の緊急事態宣言解除を受け全店舗で営業を再開した。生活家電やデジタル家電の販売が好調に推移した。7店舗を新規出店し、2店舗を閉店。また通信専門店5店舗を閉店・譲渡し24店舗となったことで、9月末の総店舗数は210店舗。

キャリアショップ運営事業の売上高は792億0300万円(23.8%減)、経常利益は34億7400万円(38.1%増)。電気通信事業法改正に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大により販売台数は減少した。直営店・FC店を合わせて、スクラップ&ビルドを含め、5店舗を新規出店し、11店舗を閉店・譲渡したことから店舗数は613店。

インターネット事業は在宅時間やテレワークの増加によりブロードバンドの利用が増え、新規契約数が伸長した。売上高は232億7100万円(3.4%減)、経常利益は21億1500万円(41.8%増)。

海外事業は不採算店舗の4店舗の閉鎖や販管費の適正化などの構造改革に取り組んだ。売上高は176億0400万円(28.0%減)、経常利益は6億4000万円(56.3%増)。

9月末のノジマの総店舗数は896店舗となっている。

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