しまむらnews|第3Q売上高4044億円2.6%増・適正在庫で利益改善

(株)しまむら(埼玉県さいたま市、鈴木誠社長)の2021年2月期第3四半期(2020年2月21日~11月20日)は、売上高が4044億5300万円(前年同期比2.6%増)、営業利益311億6100万円(64.5%増)、経常利益319億6800万円(64.2%増)、四半期純利益215億5100万円(70.5%増)と増収増益だ。

営業利益率7.7%、経常利益率7.9%。

主力のしまむら事業の売上高は3069億5800万円(1.0%増)。巣ごもり需要でリラクシングウェアやスポーツウェア、寝具やインテリアが売れ筋となった。アウター衣料ではプライベートブランドやサプライヤーとの共同開発ブランドが売上げを伸ばした。

またサプライヤーと連携した短期生産サイクルを活用し、部門別の予算配分を機動的に見直して効率的な在庫コントロールを行ったことで、秋冬物は適正な在庫量となり、値下げ削減にも繋がった。

さらにレジでの割引販売を大幅に削減し、企画のWEBチラシやSNSによる動画広告などデジタル広告へと変えたことで、客数・客単価ともに第3四半期は昨年実績を上回った。店舗数は1430店舗。

アベイル事業の売上高は369億7600万円(1.3%減)。店舗数は318店舗。バースデイ事業の売上高は474億7300万円(15.5%増)。店舗数は299店舗となった。

国内の業績は、売上高4004億3600万円(前年同期比2.6%増)、営業利益314億1800万円(62.1%増)、経常利益319億2100万円(59.9%増)、四半期純利益は213億0100万円(62.0%増)

なお、上海を中心に事業を展開してきた飾夢楽事業は、10月末に一部の本社機能を残してすべての店舗を閉店し、撤退。台湾で45店舗を展開する思夢樂事業は、売上高が前年同期比2.0%減の10億0600万NT$(38億5800万円)。

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