イオン北海道news|第3Q売上高2343億円72%増・経常利益14.7%増

イオン北海道(株)(北海道札幌市、青栁英樹社長)が2021年2月期第3四半期の業績を発表した。売上高は2342億5900万円(前年同期比72.3%増)、営業利益53億3700万円(15.1%増)、経常利益52億9200万円(14.7%増)、四半期純利益36億7900万円(22.2%増)と2桁台の増収増益となった。

営業利益率、経常利益率ともに2.3%。

イオン北海道は、2020年3月1日にマックスバリュ北海道(株)と経営統合した。旧マックスバリュ北海道の店舗を含む既存店売上高は前年同期比では99.6%。

9月は前年の消費増税の駆け込み需要の反動があり、既存店は前年同期比93.4%となったが、10月は105.1%、11月は100.9%と伸長した。

帰省やレジャーなどのニーズが減少した一方、在宅需要の高まりにより内食関連商品が好調に推移し、前年同期比220.5%(旧マックスバリュ北海道店舗含む既存店前年同期比102.8%)と伸長した。住居余暇部門、衣料部門は防疫商品やイエナカ需要に応える提案を行い、住居余暇部門は前年同期比113.4%(同既存店前年同期比98.9%)と伸長した一方、衣料部門は降雪の遅れや外出自粛の影響により防寒衣料が苦戦し前年同期比79.2%(同既存店前年同期比78.9%)。

商品に関する取り組みでは、食のSPA化を推進するため設置した「食品商品開発部」による産地開発や商品開発が進んだ。「真ほっけ焼きほぐし」「道南レッドコロッケ」など地域ならではの商品を9~11月に約250品目加え、累計約650品目となり売上高の伸長に貢献した。

またインターネット販売事業やアプリ会員獲得に向けた取り組みに注力した。インターネット販売事業は、9月に「イオンのCosmetics」を新設し、「イオンのおもちゃ」のWEB専用サイトを期間限定で開設した。コロナ禍におけるネットスーパーの需要の高まりもあり、インターネット販売事業の売上高前年同期比は147.0%と大きく伸長している。

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