イオンモールnews|第3Q営業収益2027億円15.7%減/収益は改善基調

イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)の2021年2月期第3四半期は、営業収益が2026億8300万円(前年同期比15.7%減)、営業利益が230億3400万円(45.5%減)、経常利益も189億0900万円(48.6%減)となり、四半期純損失は45億9900万円(前年同期は235億0300万円の四半期純利益)に上った。

営業利益率11.4%、経常利益率9.3%。

新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大により、国内外のモールで営業時間の短縮や臨時休業を行った。この休業期間中の固定費等は、新型コロナウイルス感染症による損失として164億8600万円を特別損失に計上している。

日本の営業収益は1723億4500万円(対前年同期比84.3%)、営業利益は210億1200万円(58.2%)。四半期ごとに収益改善が進み、9~11月の営業収益は649億3100万円(96.0%)、営業利益は98億9700万円(87.8%)。

海外(中国・アセアン)は12月が決算期のため、1月~9月の業績となる。営業収益は303億3700万円(対前年同期比84.2%)、営業利益は20億0200万円(32.7%)。9~11月の営業収益は117億0100万円(対前年同期比98.5%)、営業利益は13億7000万円(77.3%)と回復基調にある。2025年における海外70モール体制の実現に向けて、中国・アセアンとも高い成長力が見込まれるエリアにおいて、新規物件の探索・確保に努める。

第4四半期(10~12月)の新規モールは、ベトナムとインドネシアにそれぞれ1モールのオープンを計画し、10月にインドネシア3号店となるイオンモールセントゥールシティ(西ジャワ地区)、12月にベトナム6号店となるイオンモールハイフォンレチャン(ハイフォン市)をオープンしている。

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