関西スーパーnews|第3Q営業収益993億円4.6%・経常利益75%増

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)の2021年3月期第3四半期は、営業収益が993億1600万円(前年同期比4.6%増)と増収で、営業利益26億7700万円(88.1%増)、経常利益29億5700万円(75.3%増)、四半期純利益19億7300万円(74.4%増)の大幅増益だ。

営業利益率2.7%、経常利益率3.0%。

11月にオープンした富田林駅前店では、感染症対策として抗菌店内カゴと抗菌グリップ・フック付のアルミカート、抗菌・抗ウイルス加工を施したレジカウンターやサッカー台を導入した。販促では休止していた折込みチラシを週1回に集約して再開、そして店内混雑緩和のために10%引きセールを週2回の実施に変更した。7月・8月の2回の感謝特別支給金の支給に加え、12月には子会社を含む全従業員約6000人へ5回目となる私用マスクの無償配布を行っている。

兵庫県伊丹市への医療用防護マスクの寄附(4月)、1000万円の寄附(10月)、大阪府富田林市と災害時における物資の供給協力に関する協定を締結(11月)など地域との連携も進めている。

店舗作業の削減のためにAI機能付「フライヤーリフター」の導入店舗を34店舗へ拡大。神戸赤松台センターによる惣菜の新規商品投入や、(株)阪急フードプロセスの国内産若鶏ノントレー商品を28店舗で取り扱うなど、生産性向上を図る施策を打っている。

移動スーパー「とくし丸」は4店舗を加え16台が稼働している。また5店舗で展開しているネットスーパーは売上高が伸長している。

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