ゲオnews|第3Q売上高2433億円9.6%増も経常利益75.8%減

(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)が2021年3月期第3四半期の決算を発表した。

2020年4月1日~12月31日の業績は、売上高2433億9600万円(前年同期比9.6%増)、営業利益44億5700万円(37.2%減)、経常利益47億7400万円(37.5%減)、純利益10億1800万円(75.8%減)の増収大減益だった。

営業利益率は1.8%、経常利益率は1.9%。

物品販売についてはゲームソフトやハードに対する巣ごもり需要は継続しており、新品商材の売上げは比較的順調に推移している。一方で、セカンドストリートを中心とするリユース系リユース商材については、外出自粛の影響を受けて特に主力のリユース衣料・服飾雑貨の不調が続いている。

売上高は前年同期を上回ったが、キャッシュレス決済の増加に伴う販売手数料、広告宣伝費・販売促進費などの販売費の増加、セカンドストリートを中心とする店舗出店に伴う人件費の増加、新規フォーマット店舗の開発関係費用などの販売管理費の増加を賄いきれず、営業利益・経常利益・四半期純利益のいずれも前期実績を下回る結果となった。

閉店を含めたゲオショップの店舗網の再構築と並行して、コロナ収束後の経済回復を見据えて、セカンドストリートを中心とした出店は継続して行う予定だ。リユース市場の深耕を継続し、オンラインサイト・アプリによる情報提供、買取り手法や集客施策など、顧客のニーズに対応するさまざまな販売・買取りの機会を増やしていく。

12月末時点のグループ全体の店舗数は、前年同期末より21店舗増加し、1959店舗となった。

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