アークランドサカモトnews|ビバホーム子会社化で年商1785億円と6割増収
アークランドサカモト(株)(新潟県三条市、坂本勝。司会長)が2021年2月期決算を発表した。期間は2020年2月21日~2021年2月20日。
売上高および営業収入は1784億7700万円(前年同期比63.0%増)、営業利益が160億1800万円(67.3%増)、経常利益が169億5600万円(63.1%増)、四半期純利益は87億2500万円(80.0%)と増収増益となった。コロナ禍の巣ごもり消費でホームセンターは好調に推移。また2020年11月9日に(株)ビバホームを子会社とし、連結の対象に含めていることも大幅増収の背景にある。
営業利益率9.0%、経常利益率9.5%と、利益率も確保している。
小売事業の売上げは1320億5800万円(92.4%増)、営業利益は92億3100万円(194.5%増)。ホームセンター部門の営業収入は1236億4000万円(100.8%増)で、そのうちビバホームは519億6700 万円。既存店売上高は前期比14.5%増。7月にニコペット京都八幡店、8月にホームセンタームサシ久喜菖蒲店・ニコペット久喜菖蒲店をオープンした。
卸売事業の売上高及び営業収入は74億6700万円(1.1%増)、営業利益は9億5200万円(39.7%増)となった。
外食事業の売上高および営業収入は386億3400万円(15.9%増)、営業利益は45億3900万円(1.2%増)。外食事業は、主力のとんかつ専門店「かつや」のFCを含む店舗数が純増14店舗の420店舗、「からやま」「からあげ縁」も純増27店舗の137店舗と、積極的な出店を進めた。
なお5月13日付で、坂本晴彦社長執行役員(COO)が代表取締役社長(COO)に就任する予定だ。