西松屋news|年商1595億円11.5%増・経常利益5倍/コロナ禍でPB商品好調

(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村浩一社長)の2021年2月期(2020年2月21日~2021年2月20日)は売上高が1594億1800万円(前年同期比11.5%増)となり、利益面では、売上総利益が増加したことや物流費などの経費の削減により、営業利益が120億9400万円(533.7%増)、経常利益が123億7400万円(426.8%増)、当期純利益は82億7600万円(668.0%増)の大幅増益となった。

営業利益率は7.6%、経常利益率は7.8%。

コロナ禍で価格志向の強まった顧客が多く、プライベートブランド商品の売上げが順調に伸びた。商品の仕入れ計画とシーズンごとの在庫管理を徹底して値下げ販売が減少したことで、売上総利益率が改善した。

一方で、オペレーションでは、スーパーインテンデント(複数店管理店長)制度や最適な人員配置を目的とした応援パート制度や多店舗パート制度を進めた。また、タブレット端末の導入といったITを利用した作業効率化を行うことで業務システムを見直し、店舗での作業手順の改善・単純化を進めた。

36店舗を新規出店し、採算店舗のスクラップやリプレースで33店舗を閉鎖。期末の店舗数は1009店舗。

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