サンデーnews|年商521億円5.7%増/コロナ特需で黒字転換

東北地方でホームセンターを展開する(株)サンデー(青森県八戸市、川村暢朗社長)の2021年2月期の売上高は前期比27億9800万円増の521億円(5.7%増)だった。営業利益は18億2200万円(14億4400万円増)、経常利益は18億6500万円(14億6000万円増)、純利益は11億0800万円(15億7400万円増)と赤字を脱却した。サンデーはイオングループ企業。

営業利益率は3.5%、経常利益率は3.6%。

東北地方において、商品を購入する際の負担を軽減するために実施しているSUN急便(商品を宅配するだけでなくDIYアドバイザーの資格を持つ従業員が補修・修繕・取付まで実施するサービス)は、感染予防のために外出を自粛している人からの注文が増加した。また、サンデー公式アプリからSUN急便による商品配達を注文できるように変更したこともあって配達件数、配達売上げともに前年を上回る実績となった。

いわき平店(福島県いわき市)と塩釜店(宮城県塩釜市)にホームセンターを新規出店したほか、新業態となるペット専門店「Zoomore(ズーモア)八戸店」(青森県八戸市)に出店した。

木材、金物、工具、塗料などのDIYに関連する商材の販売が前年を上回る状況が続いた。感染対策の衛生用品や、内食のための調理家電、調理用品などの販売が好調だった。また季節商品は夏に猛暑が続いたことで、除草剤や害虫駆除関連商品、エアコンや扇風機といった季節家電が、冬には気温が低下する日数が多かったことや記録的な降雪となったことで暖房や除雪に関連する商材が好調に推移した。

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