マルヨシセンターnews|年商397億円4.6%・経常利益425.4%の増収大幅増益

(株)マルヨシセンター(香川県高松市、佐竹克彦社長)が 2021年2月期の本決算を発表した。

2020年3月1日~2021年2月28日の売上高は397億0400万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は9億8100万円(337.3%増)、経常利益は9億3900万円(425.4%増)、四半期純利益は4億8000万円(243.1%増)と増収・大幅増益となった。

新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、小売業界においても外出自粛要請やテレワークの推進などによって、顧客の購買行動の変化への対応、店舗における感染拡大防止策の実施など、求められるものはめまぐるしく変化している。

加えて、労働需要の逼迫、人件費関連コストの増加、さらに、企業の統合・業界再編への動きが強まっており、業界を取り巻く環境は引き続き厳しさを増している。

同社は「マルヨシセンターらしさ」を図るため、経営理念である「健康とおいしさ」のキーワードに「美容」を加え、食と美をテーマとした独自の商品(弁当・惣菜類)を開発するとともに、食の簡便化、即食ニーズの高まりによる中食市場の取り込みに注力した。また、「挨拶」「接客・サービス」「鮮度管理・クリンリネス」「品切れさせない」を行動の基本とし、地域の顧客に喜ばれるよう取り組んでいる。

来期は、営業収益383億円(前期比6.6%減)、営業利益5億円(49.0%減)、経常利益4億5000万円(52.1%減)、純利益2億5000万円(48.0%減)を見込む。

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