アオキスーパーnews|営業収益1062億円2.7%増、経常利益110.2%増

(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)が2021年2月期の本決算を発表した。

営業収益1061億9400万円(前年同期比2.7%増)、営業利益31億9300万円(117.8%増)、経常利益32億6300万円(110.2%増)、当期純利益20億5100万円(196.4%増)と増収増益だ。

営業利益率3.0%、経常利益率3.1%。

上期の売上高は、学校の休校や外出自粛の要請に伴う在宅時間の増加を受け、内食需要が高まった結果、前年を大きく上回った。また、新型コロナウイルス感染症への対策費用は増加したものの、店内の混雑緩和の観点から、4月~5月の緊急事態宣言発令期間中に広告の配布等を自粛し販売費が減少した結果、利益面でも前年を大きく上回った。

下期は、引き続き同感染症への対策費用が増加した一方で、各種GoToキャンペーンをはじめとする政策や2度目の緊急事態宣言の発出など、取り巻く環境は目まぐるしく変化した。同社はお客の購買行動の変化に対応すべく対策を講じたが、新しい生活様式が浸透して来店頻度が抑制されたことにより、客数が減少した。結果、下期の売上高は前年を下回った。

販売促進政策では、第1四半期より、生鮮食料品に強みを持つアオキスーパーの特色を前面に打ち出し、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日」、29日は精肉を中心とした「肉の日」といった企画を実施した。また、同社は今年6月に創業80年を迎えることから、1月より創業80年を記念した特別セールを実施している。

店舗政策では、新型コロナの影響によって内食需要が高まっていた春から夏を避け、9月に加木屋店、10月に高浜店、11 月に乙川店をリニューアルオープンした。また2月にはテナント区画を含めて大規模リニューアルを行った千代が丘店をオープンした。

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