ニトリnews|第1Q売上高2154億円24%増・経常利益16%増/EC事業16%増

(株)ニトリホールディングス(北海道札幌市、白井俊之社長)が2022年2月期の第1四半期決算を発表した。

売上高が2154億6100万円(前年同期比24.0%増)、営業利益427億8800万円(15.0%増)、経常利益434億5100万円(16.3%増)、四半期純利益291億0800万円(14.1%増)と増収増益だ。

営業利益率19.9%、経常利益率20.2%。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴いニトリ、デコホーム、Nプラスで最大30店舗が休業を余儀なくされた。また、企業の転勤数の減少や大学授業におけるオンライン化などによる新生活需要も減り、既存店売上高は前年を下回った。一方、EC事業は「新生活の必需品」特集を通販WEBサイトに掲載するなどの取り組みから、家具・ホームファッション商品ともに好調に推移した。その結果、EC事業売上高は195億円(15.9%増)。

ニトリ事業では、昼はソファ、夜はベッドとして使用可能な「ベ ッドソファB1-USB」やダイニング家具「Nコレクション」、壁に穴を開けずに設置できる「壁面つっぱりシェルフNポルダ」の売上げが大きく伸長した。また、店舗に行かなくてもスマートフォンなどの画面を通じてニトリのコーディネートルームを歩いているかのような感覚で買物ができるバーチャルショールームのサービスを開始した。なお、2025年までに2500万人を目標としているアプリ会員数は、5月末で1005万人となった。島忠事業では、ホームセンター商材の園芸用品やグリーンなどが好調に推移した。

ニトリの販売事業の売上高は1779億5700万円(2.4%増)。島忠事業の売上高は377億4100万円。

2021年5月20日時点の全店舗数は735店舗。国内ニトリ(ニトリエクスプレスを含む)475店、デコホーム107店、アパレルの「N+」17店、そしてホームセンターの島忠が61店の651店舗、海外は75店舗。

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