キャンドウnews|第2Q374億円1.4%・経常利益15.8%の増収増益

(株)キャンドゥ(東京都新宿区、城戸一弥社長)が2021年11月期第2四半期の決算を発表した。

2020年12月1日~2021年5月31日の累計期間の業績は、売上高373億5300万円(前年同期比1.4%増)、営業利益10億4400万円(17.1%増)、経常利益10億8200万円(15.8%増)、純利益4億7200万円(13.2%増)の増収増益だ。

営業利益率2.8%、経常利益率2.9%。

売上高に対する原価率は、他価格帯商品の導入や出店強化を進めるFC店の売上構成比が上昇したことから、前年同期比では0.4ポイント増の61.8%となった。売上高に対する販売費率は人件費の減少により、前年同期比で0.5ポイント減と改善した。

キャンドゥグループは、2021年11月期からの3カ年中期計画「Next3」を掲げている。1年目となる今期は、顧客目線による「商品」と「店舗」のブラッシュアップが目標で、確実な品揃えと快適で利便性の高い買物空間の提供に取り組んでいる。また、他価格帯商品のラインナップの拡充、契約形態の多様性による積極的な出店やリニューアルも行っている。

商品については「お客様のニーズに対応する品揃え」を軸に、新商品開発と付加価値向上に取り組んだ。また、他価格帯商品を拡充し、新しい生活様式やシーズンディレクションマップに基づく商品開発を進めた。さらに、SNSによる情報発信と情報分析は継続して推進し、「キャンドゥ」ブランドの認知度向上と付加価値向上を図った。

出店戦略では、大手法人企業とのフランチャイズ契約による出店と、商業施設・路面店については直営店舗を主軸として進めた。これに加えて、第2四半期からは売上高の拡大と収益体質の強化を目的として委託店舗の出店をスタートさせた。新規出店数は直営店(委託店含む)23店、FC店35店の58店舗、退店が29店舗となり、5月末の店舗数は1128店舗。内訳は直営店(委託店含む)719店舗、FC店402店舗、海外FC店7店舗。

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