MrMax news|第1Q営業収益306億円6.8%減/一昨年比では3.7%増
(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2022年2月期の第1四半期決算を発表した。同グループは暮らしを支える総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を低価格で供給している。
営業収益は305億6600万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は13億1300万円(4.7%減)、経常利益は12億9600万円(4.8%減)、純利益は8億円(9.0%減)で減収減益となった。
営業収益に対する営業利益率は4.3%、経常利益率は4.2%。
第1四半期売上高は減少したものの、特売企画の見直しやアウトドア用品など利益率の高い商品が好調だったため、荒利益率23.0%で、前年同期より1.0%も改善した。
商品別で見ると、昨年急増した食品および衛生用品の反動減があった。一方で、家電ではエアコン、非接触型体温計などの健康関連商品の売上げが伸長した。自転車、キャンプ用品などアウトドア関連商品や、園芸用品やDIY用品も好調だった。
価格面では3月1日から生活必需品を中心とした5000品目の値下げを実施した。
なお前年の巣ごもり需要急増の反動から、今四半期は前年を下回ったが、一昨年の同期対比では、営業収益は3.7%増加し、営業利益および経常利益は約2倍となった。