コメリnews|第1Q1064億円/営業利益率・経常利益率ともに9.8%
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が2022年3月期第1四半期の決算を発表した。
4月1日~6月30日の累計期間の業績は、営業収益1064億3100万円、営業利益103億9600万円、経常利益104億2900万円、四半期純利益69億9200万円となった。
同社は「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を今年度の第1四半期連結会計期間の期首から適用している。2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっているため、対前年同四半期増減率は記載していない。
営業利益率、経常利益率ともに9.8%。
コメリグループは大型のパワー(PW)、ハードアンドグリーン(HG)、プロ(PRO)、アテーナ(AT)の4つのフォーマットで構成される。
昨年の緊急事態宣言下で急増した需要の反動減があったが、DIY、ガーデニング資材などを含む工具・金物・作業用品、リフォーム資材・エクステリア用品、園芸・農業用品のカテゴリーは底堅く推移した。また、住居の環境改善ニーズは依然として高く、リフォーム需要は堅調に推移した。
重点施策として進めている自社開発商品については、プロのニーズに対応した電動工具のカテゴリーブランド「UBERMANN」を発売した。
eコマースは、1200を超える店舗数を活かしてBOPIS(Buy Online Pick up In Store) の取り組みを進めたことで堅調に推移した。
4月から山形県の JA山形おきたま、和歌山県の JA紀の里との協業をスタートさせたことで、新たな顧客による肥料、農薬、資材などの購入につながった。
第1四半期期間中はパワー1店舗、ハード&グリーン1店舗を新規出店し、ハード&グリーン1店舗を閉店した。6月30日時点の店舗数はパワー77店舗、ハード&グリーン1118店舗、PRO6店舗、アテーナ8店舗、合計1209店となった。
6月25日に、KOMERI(THAILAND) CO.,LTD(非連結子会社)がタイ王国1号店となる「コメリハードアンドグリーン パノムサラカーム店」を開店した。