ヤマナカnews|第1Q営業収益244億円4.9%減、経常利益51.5%減

(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益244億1200万円(前年同期比4.9%減)、営業利益4億3800万円(52.1%減)、経常利益4億5700万円(51.5%減)、四半期純利益3億2700万円(38.8%減)と減収減益だ。

営業利益率1.8%、経常利益率1.9%。

同社は成長戦略として、第一に顧客価値創造の実践、第二に従業員の成長戦略、第三に業務改革の断行、第四にリスクマネジメントの適正化に取り組んでいる。

顧客価値創造の実践では、ユーザー数の多いネット媒体へのチラシ広告掲載によるデジタル販促を開始した。また、連結子会社のサンデイリー(株)を活用し、ヤマナカ・フランテならではの商品開発を推進する。

従業員の成長戦略では、従業員の成長・育成を推進すべく、社員の評価制度の見直しを行った。また、若手社員の育成やシニア社員の活用などの課題整理を行う。女性幹部育成については女性活躍推進法に基づき、2021年4月からの新行動計画を策定した。

業務改革の断行では、業務の効率化を目的に、本部と店舗間のコミュニケーションツールや販売データなどの分析システムの刷新を図った。

そしてリスクマネジメントの適正化では、ヤマナカグループの「衛生管理基本方針」に基づき感染症拡大の防止に継続して取り組んでいる。また、2021年6月の食品衛生法一部改正に基づくHACCPに沿った衛生管理の制度化対応として、マニュアルの整備や教育研修の実施など衛生管理の徹底を図った。

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